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怒ってくれる先輩がいるから頑張れる

綺麗なプリンヘアは難しい

ドジっ子新人美容師ぷるぷるぷりんのブログです☆
白状すると、かなりおっちょこちょいのぷりん。
結構いろいろドジをして先輩方に叱られています。ブラック美容室だと、先輩方もイライラしているのか信じられないような理不尽なお叱りを受けてしまうこともあるみたいですよね。
美容学校時代の友人のタミちゃんがいってました。
タミちゃんの仕事場の話を聞くたびに「ブラック美容室って本当にあるんだな…」って思うんです。

タミちゃんは夜中の3時ぐらいにメールが来てびっくりするんですよ
「まだ、おシゴトちゅうで~す。夜が明ける前には帰りたいゾ☆」とか、妙に明るいテンションがいっそうブラック感を高めています。
働き過ぎでイライラがつのるとつい人に八つ当たりしたくなったりするものですが、その点タミちゃんは働き過ぎるほど突き抜けて明るくなっていくだけですので、エライなって思うんですけど…。

幸いブラック美容室ではないサロン「ゴムゴム」では、八つ当たりで叱られたようなことは一度もないですね。
怒られるのは100%ぷりんが悪い時です。
掃除のタイミングを間違えてサロンの床に毛の山を作ってしまったり、洗濯物干し忘れてたり、シャンプーで不手際があったり。
なかでもシャンプーでの失敗で叱られた時には、絶対次までには直すようにすっごく注意します。
シャンプーはお客様相手のことですから、少しでもお客様に不愉快な思いをさせたくないって決めてるんです。
自分では結構シャンプー上手になってきたかも~なんて調子に乗っている時に、客観的な視点からガツンと注意してくれる先輩がいてくれるのはホントにありがたいことです。
自分ではナカナカ気づかないことって、人間、結構あるものですしね。

先輩方、自分の接客で忙しいはずなのに、目のすみっこでぷりんのことも見ていてくれて改善点を教えてくれるなんて、親切だなーってつくづく思います。
「かゆいところないですか?」って聞きすぎって注意された時には、目からウロコでした。
美容室のシャンプー中にかゆいところにヒットすると、もうヨダレが出ちゃいそうになるじゃないですか。

ぷりん、個人的には至福のひとときだったので、お客様にもそれをできるだけたくさん味わって欲しいと思って、確かに何度も聞いてました。
でも、人によったらそれを「そんなにかゆそうに見えるのか、自分」ってとってしまう気に病むタイプもいるのだから、ほどほどにしなさいねってナウシカ先輩にいわれちゃったんです。

確かに、頭のかゆそうな人と誰かに思われてたらぷりんだってイヤだな。
頭の面白い人って思われてたことはあるかもしれないけど。
ハンドルネームのぷるぷるぷりんですが、それは美容学校時代のニックネーム。
略してぷりんって呼ばれてたんですけど、なぜそんな仇名になったのかというと、髪の毛を二色に染めてたからなんです。
よく、明るい茶髪で髪が伸びてしまってきた人が頭頂部だけ黒くなってますよね?

あれをあえてやってたんです。
カラメル部分だけをちょうど黒くするのって難しかったですよ…っていう髪型も先輩に「それはどう見ても、伸ばしっぱなしの人にしか見えないからやめた方がいい」って指摘されたのでやめました。
自分の髪の毛の手入れがずさんな美容師のサロンなんて、もしぷりんがお客だったとしたら行きたくないですものね。

学生気分だと「おもしれ~」ですんでも、オトナの世界では通用しないこと、たくさんあります。
そういうことをキチンと教えてくれる先輩方にはホントに感謝しています。
自分たちだけが面白がっているだけでは単なる内輪受け。
いかにいろいろな人にわかりやすくサービスを提供するかっていうのは接客業としてはすごく大切なことですよね。
オトナの視点がなければできないことです。
先輩方のオトナ力を学んで、ぷりんも少しでもオトナに近づけたかな?

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