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お客さまにシャンプーするのは難しい

“まずはシャンプーをとことん頑張る新人美容師ぷるぷるぷりんのブログです☆

とうとサロンのシャンプーテストに合格して、晴れてシャンプーデビューを果たしたぷりんです。

これでもう、掃除、洗濯、掃除、洗濯、掃除の毎日から開放されるんだイエ~イと思ったのも束の間、結構たいへんですねえシャンプーってのは…と、落ち込んでます。美容学校で薬剤アレルギーがある人は美容師には向いてませんっていうのは教えてもらっていたし、それはそうでしょうよってぷりんもまったく他人事として思っていたんですよ。美容学校の実習でシャンプーした時もぷりんは手荒れとかしなかったし、むしろ楽勝ぐらいに構えていたんです。

でも、授業でたまにするのと、毎日何人ものお客様のシャンプーをするのでは話が違ったんです!もちろんうちのサロンで使ってるのは、ドラッグストアにおいてあるような高級アルコール系じゃなくて、髪にも地肌にも優しいアミノ酸系なんだけど、それでも結構、手荒れってするものなんだなーって…。ちなみにアミノ酸シャンプー、インターネットでも評判みたいです。美容院においてあるのもうなづけますね。
美容師がおすすめするヘアケア

今、キーボードを打っているその瞬間も指のマタのところかゆい!かゆい!か・ゆ・い!先輩方によると、これぐらい手荒れのうちには入らないそうだし、そのうち慣れるよっていわれたけど、本当にそんな日がくるのかな。もともと肌は強い方で、何かにかぶれたりしたことってほとんどないからビックリ。先輩のことを信じて、いつか大丈夫になるんだって気合を入れて頑張って行きたいと思います。

まあ、確かにこの程度のかぶれはかぶれのうちには入らないのでしょうね。美容学校時代、シャンプーでかぶれてたクラスの子はもっと大変そうだったし。あのコ辛かったんだろうなあ、もっと優しくしてあげればよかったな。彼女のお昼のヤキソバパン黙って食べちゃったことがあったけど悪いことしたなよね。ごめんなさい。彼女は実家が美容院でそこの跡を継ぐために地元に帰ったけど、親が経営してるのであれば新人シャンプー修行時代とかはパスできるかもしれないから、よかったなあって思ういます。

クラスに二世美容師も何人かいたけどみんな元気かなあ?この前、お客様でも実家が美容師っていう人が来て、シャンプーしながらすごく盛り上がりました。そのお客様は美容師にはならないで、歯科医師になったのですって。同じ師でもずいぶん違いますよね~って言ったら「そんなことないですよ。お客様の身体にかかわる仕事っていう点では同じです。美容院ではお客様をキレイに、歯科医院では健やかにするっていう違いはありますけど」ってカッコよかったー!なぜか男前な女性客の多いこの美容室なんですが、これも店長のアニキ様の影響なのでしょうかね。

類は友を呼ぶように、うちのお店がいいっていってくれるお客様には何か共通点があるような気がします。常連のお客様は明るくて仕事もバリバリこなしていて、でもどこかかわいらしいような人が多いかな。シャンプーしてても、想像していた以上に頭の重みを美容師にかけないようにしようとするお客様は多いことにまず驚きました。たぶん、平均よりもずいぶん多いと思います。そんな調査は誰もしていないかもしれないけど。

美容学校時代にお互いに練習台になってシャンプーしてた時は、もっと普通に頭の重さを相手に預けちゃうコばっかりだったような気がします。
だからゴル子先輩はぷりんの練習台になってくれた時に、頭の重みをぷりんにかけないようにしてくれてたのかなって気づきました。ゴル子先輩でたくさん練習したので、頭の向きを変える時もスムーズにできるようになりました。

美容室でお客様が「気持ちい~い」を体感できるのってシャンプータイムだけですよね。髪をカットしたりヘアカラーやパーマをしてキレイになるのは気持ちいいことかもしれないけど、そうすることそのものが気持ちいいわけじゃありません。少しでもお客様に「気持ちい~い」を味わってもらえるように頑張りたいです。”

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