ぜったいに夢をあきらめない新人美容師ぷるぷるぷりんのブログです☆
この春から美容師としてサロン「ゴムゴム」で働きはじめたぷりん。美容師国家試験にもどうにか合格したし、れっきとした一人の美容師であることには間違いないのですが、やってることはといえば、掃除、洗濯、掃除、洗濯、掃除、洗濯…ばっかりの毎日です。
美容学校でも「最初からカットとかできると思わないように」とさんざん聞かされていたけれど、それにしてもここまで掃除と洗濯の連続だとさすがにだんだんいやになってきました。
でも、ぜったいに夢をあきらめないのがぷりんです。清潔さはサロンでじつは一番大切なこと→そして今、サロンの清潔さを司っているのはこのぷりん→ぷりんはサロン「ゴムゴム」の清潔担当大臣!ということで大臣職をまっとうすべく日々励んでいるのです。それに、掃除って結構バカにできないおシゴトなんですよ。毎日しているうちに、サロンの備品がそれぞれどこにあるのかとかを覚えることもできますしね。まずそれを頭に入れておかなくてはいけませんよね!それに洗濯だって、いい勉強になります。
美容室というのはとにかくタオルを使いますから、大手だと業者にクリーニングをまかせてしまっているところもあるみたいです。でも、うちぐらいの規模のところだと自分たちで洗うのが当たり前。タオルはお客様の肌に触れるものですからできるだけ気持ちよくしておきたいですよね。ぷりんはお店の裏に日当たりの良い物干しスペースがあるので、そこで干すようにしています。
おひさまのにおいのするタオルって本当に気持ちが良いですものね!クリーニング屋さんの大型乾燥機で乾かしたものにはこんなにおいはありません。こういった一工夫をさせてもらえるたりするところが、小さなヘアサロンに就職した人だけが味わえるヨロコビなんじゃないかなあ。
お客様が気持ち良く過ごしてもらうだけではなくて、先輩美容師みなさんが快適におシゴトできるような感じにしたいなって頑張ってま~す。掃除&洗濯修業期間が過ぎたら、今度はシャンプー修業期間が控えています。シャンプーぐらい入店してすぐにまかせてもらえるのではないかと思っている人も結構いると思いますが、じつは栄光のシャンプー担当の座にたどり着くには、サロンで実施しているテストに合格しなくてはいけないのです。
そんなわけで、今は閉店後の掃除と洗濯がすんだ後に、先輩に練習台になってもらってシャンプーのレッスンです。といっても、先輩方もそれぞれ自分の練習もありますから、なかなかそんな時間を作ってもらえません。なんとか先輩を確保するのが目下のところの一番の悩みです。この前はゴル子さんが練習台になってくれたのですが、ゴル子さん、シャンプー椅子を倒した後でもぷりんに頭をズシッて預けることがないんです。
自分の首に力を入れて支えているんですよね。妙に軽く感じたので気づいたんですけど。「ゴル子さん力抜いて下さい」っていっても抜いてくれないんですよね~。もしかしてゴル子さんにとって筋トレタイムになっているのでしょうか?実際、お客様の中にはゴル子さんのように絶対に頭をズシッと美容師に預けようとしない人もいるようですので、もしお客様が無理をしているのではなくそのようなスタイルでいることが一番心地良いのであればそれにあわせることも大事…ということをゴル子さんは教えてくれようとしているのでしょうか。
多くを語らないのでよくわからないのですが。
でも、そんなふうに首に力を入れている人をシャンプーする時にちょっと大変なのが、首の向きを変えさせる瞬間です。頭の右側を洗い終わった後、グルッてひっくり返して左側洗いますよね?アレが結構難しいんです。ついうっかりゴル子さんの首をゴキッって鳴らしちゃって大失敗!痛くはなかったみたいですけど、もしこれがお客様だったらビックリさせてしまいますよね。シャンプーテストに挑戦するまで、まだまだ練習が必要みたいです。